昭太の思い出 その1 [昭太]
今日は昭太の子犬の頃の思い出です。
昭太は5匹の兄妹犬の次男坊として、母犬・美優と父犬・けん太との間に産まれました。平成11年の8月4日深夜のことでした。犬は俗に安産であると言われますが、その当時の担当獣医や情報誌などによると中でもミニチュアダックスは難産のケースが多々あるようで、とても心配していました。
私自身、犬の出産を見るのは生まれて初めてのことで、期待やら不安やらで大変でした。
そんな不安をよそに、母犬の美優は(父犬のけん太とは違い)非常に出来の良い犬で、結局人間(我々夫婦)の手をほとんど煩わせることなく、あっという間に5匹の子犬を産んでしまいました。(最初の子(ユウスケ)が産まれてから最後の子(鈴音)が生まれるまでおよそ2~3時間くらいだったと思います。)
誰が教えたわけでもなく美優は産まれてくる子犬を1匹1匹なめてあげて胎盤を食べて目の見えない子犬がきちんとおっぱいを吸えるように体を動かしてがんばって5匹の子犬を無事に産んでくれました。動物だから当たり前だと言われればそれまでですが、とっても感動しました。
昭太は2番目に産まれてきた子犬でした。産まれた時の体重は、204g。
産まれたての5匹の子犬と母犬の美優です。左脇にちょこっと見えているのは、出産で何もすることがなく暇を持て余す父犬のけん太です。
出産中、けん太は本当に暇そうであたりをウロウロしながら、美優や子犬の世話をしていた私たちに構え構えとちょっかいを出していたことを思い出します。
私たちに構ってもらっている美優が羨ましかったのか、自分も美優の出産用のケージ入りたがりそのたびに引きずり出されていましたが、ちょっと目を放した隙にケージの中に入り込み、ご覧の通り寝転がっていたら、まだ目の見えない子犬が近づき困り顔。
こうなると誰が誰だかわかりませんが、というよりも犬だかどうかもわかりません。
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