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昭太の思い出 その2 [昭太]

可愛い子犬たちも2週間すると目が開き、うまく立てるようになり、どんどん動き回るようになった。
何の赤ちゃんも同じでしょうが、好奇心のかたまりでした。しかも5匹の。
犬を飼ったことのない人にはわからないかもしれませんが、もうこの頃からそれぞれ個性が見えてきます。
長男のユウスケは、一番人懐っこくてとにかく大きかった。初乳を人一倍飲んでいたせいかな。そのうちいたずらが激しくなったけど。
三男の転助は、鳴き出すととにかくうるさくて、抱っこは苦手だけど妙に甘えん坊。
四男の弥右衛門は、人のひざの上が大好きで一人遊びが得意。
長女の鈴音は、とにかく一番気が強い。
そして、次男の昭太は、悪だが一番の甘えん坊で抱っこが大好き。他の子がトイレをなかなか覚えなかったのに昭太はきちんとおしっこシートでしていた。

元気いっぱいで5匹で暴れまくっていた頃。左から2番目が昭太です。

そして、出産後約2ヶ月ほどで、転助と鈴音を残して他の3匹は里親に引き取られていきました。
子犬が産まれる際、全部を飼っていくことは困難な為、どうするか悩みました。いろいろ考えた挙句、やはり他人に譲ることも出来ず、ましてやお金で解決なんてできずに、家族、親戚にもらってもらうことにしました。昭太を含め3匹を引き取ってくれた家族親戚には感謝しています。

我が家を旅立つ直前の昭太です。


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昭太の思い出 その1 [昭太]

今日は昭太の子犬の頃の思い出です。

昭太は5匹の兄妹犬の次男坊として、母犬・美優と父犬・けん太との間に産まれました。平成11年の8月4日深夜のことでした。犬は俗に安産であると言われますが、その当時の担当獣医や情報誌などによると中でもミニチュアダックスは難産のケースが多々あるようで、とても心配していました。
私自身、犬の出産を見るのは生まれて初めてのことで、期待やら不安やらで大変でした。

そんな不安をよそに、母犬の美優は(父犬のけん太とは違い)非常に出来の良い犬で、結局人間(我々夫婦)の手をほとんど煩わせることなく、あっという間に5匹の子犬を産んでしまいました。(最初の子(ユウスケ)が産まれてから最後の子(鈴音)が生まれるまでおよそ2~3時間くらいだったと思います。)
誰が教えたわけでもなく美優は産まれてくる子犬を1匹1匹なめてあげて胎盤を食べて目の見えない子犬がきちんとおっぱいを吸えるように体を動かしてがんばって5匹の子犬を無事に産んでくれました。動物だから当たり前だと言われればそれまでですが、とっても感動しました。
昭太は2番目に産まれてきた子犬でした。産まれた時の体重は、204g。

産まれたての5匹の子犬と母犬の美優です。左脇にちょこっと見えているのは、出産で何もすることがなく暇を持て余す父犬のけん太です。

出産中、けん太は本当に暇そうであたりをウロウロしながら、美優や子犬の世話をしていた私たちに構え構えとちょっかいを出していたことを思い出します。

私たちに構ってもらっている美優が羨ましかったのか、自分も美優の出産用のケージ入りたがりそのたびに引きずり出されていましたが、ちょっと目を放した隙にケージの中に入り込み、ご覧の通り寝転がっていたら、まだ目の見えない子犬が近づき困り顔。

こうなると誰が誰だかわかりませんが、というよりも犬だかどうかもわかりません。


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昭太・・・ [昭太]

今回は主人に変わりブログを書かせて頂きます。

この数ヶ月の間というものは心のやりどころもなく過ごしてきました。
目を閉じればそこには昭太の元気だった姿が鮮明に蘇り、先日主人と出かけた旅行の間もずっと昭太の姿を追っていました。私は主人と違い里親に出してから何回も会っていました。私の事を覚えていてくれて名前を呼べば飛んできてくれていました。とても嬉しかった。。。
突然の昭太の死を本当の意味で受け入れられるようになるまでには、どの位の時間が必要なのでしょうか?老衰や病気でならばまだ諦めがつくのに・・・殺されたとなると本当に難しい・・・
心の底から昭太を可愛がってくれた叔父さんと叔母さんの気持ちを考えると、どんなに辛いか、悲しいか、悔しいか・・・・
先日、叔母が仕事帰りの道で一匹のお散歩をしているダックスとすれ違ったそうで、そのダックスは振り返り叔母を見ていたそうです。その姿が昭太に見え、思わず「昭太!!」と呼んでしまったそうです。その姿は昭太が生前よくしていたしぐさだそうで、先に行くと振り返り叔母を待っていたそうです。くっつき虫であまったれの昭太は本当に叔父さんと叔母さんが大好きだったんだなと思います。まだまだいっしょに居たかったのに、後5分もしないでお家に着くはずだったのに・・・加害者の方から一ヶ月なんの連絡もなく、こちら側としてはそろそろ強気に出るしかない時期に来たのでしょうか?地位や名誉ばかりを気にしている加害者にギャフンと言わせたいですね、何も失わず、何も傷が付かずに終わらせたいらしいですが・・・本当は昭太を昭太のまま返して欲しい無理な話と十分承知ですが・・・

 昭太は今天国で何をしてるのかな?もう体の傷は治ったかな?一瞬だったけど噛まれて振り回された時は痛かったよね?きっと叔父さんと叔母さんを心配してるかな?今は天国のみんなと仲良く遊んでいてね、いつか必ずまた会える時が来るから・・・

必ずね・・・・

みんなもそう信じてるから・・・

昭太の家族の美優(母)、犬太(父)、裕(兄)、転助(弟)、弥右衛門(弟)、鈴音(妹)は昭太の分まで生きるからね

見守っていてね、もちろん叔父さんと叔母さんの事もね。

元気に走り回っていた昭太


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昭太のその後 (ご無沙汰です) [昭太]

前回最後に書き込みをしてから既に3ヶ月が経ってしまいました。(いろいろと忙して、すいません)
更にこの件を単独のブログにしました。

この3ヶ月の間、昭太の件で加害者との間でどんな進展があったかというと、実はほとんど話が進んでいないようです。叔父たちから加害者へ示談で解決すべく提示した提案に対して約1ヶ月くらいなしのつぶて。どうやら夏の終わりくらいから北海道だか東北に熊退治に行っていたようで、もう帰ってきていると思うけど、特に返事はないようです。熊退治に行く前にも、「その前にすっきりした形で(北海道だかに)行きたい」などと叔父たちに語っていたそうで。非常識極まりない人のようです。

猟師にとって猟犬とは、所詮道具だそうです。(すべての猟師の方がそういう認識だとは思いたくないですけど)だからペットとしての犬がその飼い主たちにとってどんな存在なのかが恐らくわからないのだろうと思います。

また、今回改めてわかったことは、警察はこういう事件に対して全く動いてくれない、ということ。保健所も含めて、「お役所」はいつまで経っても、何があろうと、所詮「お役所」であるということ。加害者側が警察や他の役所と、何か関係があるのではないかと疑ってしまう。
結局、犬や猫はペットですが、法律上は「物」だそうです。
間違いなく、命があるにもかかわらず、「物」扱いをしておきながら、一方で予防接種などを強制化したりする。

いずれにしても、これだけの騒ぎを起こし、被害者である叔父たち家族(そして我が家にも)にも甚大な精神的苦痛を与え、さらに叔母には怪我を負わせておいて、事なきを得ようとしているような加害者の態度だけは、どうしても理解できないし、許せない。許されるものではない。
後から聞いた話では、初めて叔父に家に加害者が謝罪に現れた時(それも警察からそうするよう促されてのことだとか)、サンダル履きでだらしのない格好をしてくだらないお菓子でごまかして、それで済ませようとしていたそうです。サンダル履きはいつものようです。まったく誠意のかけらも見れない。
そして加害者の奥さんが心労で病院に入ったとか、出てきたとか。自分たちの事が心配で心配で精神的に疲れたのでしょう。被害者のことを思ってるならもっと違う対応だったろうし。だいたい、精神的に疲労して病院に入るのはこちら側でしょう。逆です。

こんなことが二度と起こらないように、どんな形であれ加害者には誠意を尽くしてほしい。何をしても昭太はもう帰ってこないけど。大切な家族を失くした辛さを理解してほしい。何事もなく許されることではないけど、加害者の対応によっては被害者の心の傷は少しでもかるくなるはずなのに。
だけどそんな対応ができる人はこういう加害者にはならないものなのかもしれないけど。


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許せない。。。 昭太の悲劇その後。。。 [昭太]

昭太を襲った悲劇ですが、その後いろいろとわかったことが。。。
昭太を襲った3匹の猛犬は朝方から現場付近をウロウロしていたそうです。襲われたのは夕方なのに。その無責任な飼い主は自ら犬たちを探していたと言っているらしいが、そんな獰猛な犬が逃げたのに警察や保健所に連絡もせず、放っておく(実際に探していたのかは疑問だし、結果的にはそう見られても仕方ない)なんて、分別のある立派な大人のする行動とは到底思えない。

全てを聞いている訳ではないので主観が入りますが、言い訳にしか聞こえない飼い主の話。襲われた昭太が赤毛(茶)の犬と聞いて、「やっぱり」と呟いたそうで、犯人(犬)がそういう犬(もしかしたら人間の子供にも襲いかかったかもしれない)であることを簡単に予測できる状況にいながら、まともな大人なら当然するような、危険を回避する為の行動を何一つ取れない人たちが、偉そうにそういう犬たち(管理に特別な措置が必要な)を飼っているなんて信じられない。当然反論なんてする訳も無いだろうが、みっともないから言い訳なんぞもしないでもらいたいものである。

先日、掛かりつけの獣医に相談したところ、今回のような事例で、警察や保健所からたった「厳重注意」だけのお粗末な内容で犯人の犬たちも飼い主たちも未だお咎めなし、はちょっと軽すぎるということでした。飼い主の落ち度120%である今回の事件で、猟犬を飼えるほどの社会的な地位のある人が何ら社会的な責任を取らされていないなんて、絶対に許せない。何か裏にあるのではないかと勘繰ってしまうのは私だけでしょうか。。。

今はまだ、まともに考えるとこのやり場の無い怒りで気がおかしくなりそうなので、少し冷静でいようと、自分を抑えています(仕事が忙しいというのもあるけど)。生まれてから3ヶ月、その後はほとんど会っていない私でさえそうだし、聞いた話をただ想像しただけでいまだに涙が止まらなくなる。飼い主である叔父夫婦やその家族の気持ちを少しは考えて欲しい。人間なんだから。

私たち夫婦にどんなことができるのかわからないけど、できるだけの協力はさせて頂くつもりです。我が家の愛犬たちの家族である昭太の為にも。


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昭太を襲った突然の悲劇 [昭太]

7月の20日(木)に、起きてはならないとてもショッキングな出来事が起きてしまいました。我が家の親犬(美優とけん太)の5匹の子供の1匹で、親戚の家でとても可愛がられていた昭太(ショウタ)が、犬に噛み殺されてしまいました。
国道沿いを叔母と散歩していた昭太は、どこからか来た3匹の中型犬にいきなり襲われたのです。3匹は反対側から昭太を見つけ車をすり抜け、すれ違った後うしろからいきなり昭太の腰の辺りに噛みつき首を振り回したそうです。散歩していた叔母が助ける間もなく、ほぼ即死だったそうで、狙い済ましたように動脈(急所)に噛みついたようです。叔母も手を噛まれ倒れた後引きづられたようでひざを怪我しました。ちょうど通りかかった善意ある方に叔母は助けられ大量出血する昭太と叔母を乗せ車で病院まで連れて行ってくれたそうです。昭太を襲った3匹の犬はすぐにその場を逃走したそうです。車で移動中すでに昭太はほとんど意識がなくぐったりしていたそうです。。。
この話を聞いた時あまりに突然で信じられない出来事にしばらくの間状況が呑み込めませんでした。本当に信じられない。まだ6才だったのに。。。

21日(金)になっていろいろと状況が分かってきました。昭太を襲った3匹が、そして飼い主が分かったのです。3匹のうち2匹は昭太を襲った後近くのある工場へ逃げ込んだらしく血だらけになっているのを不審に思った工場の方が保健所と警察に通報してくれて保護されました。それらの犬は猟犬の飼い犬だったのです。紀州犬で非常に獰猛で、実際に猪狩りに使っていたそうです。そんな犬が街中をさまよっていたこと自体が考えられないことですが、ミニチュアダックスフントを襲った理由がよくわかります。
飼い主が判明した後、叔父夫婦のところへ飼い主から連絡があり、襲った2匹を連れ戻した後に挨拶に来たそうです。が、それらはとても誠意の感じられるものではなく、理不尽にも昭太の命を奪われた叔父夫婦にとってとても辛いことです。

昨晩、美優(母犬)と鈴音(妹犬)を連れて叔父夫婦の家に行き、すでに遺骨となった昭太にお別れをしてきました。昭太の写真を見ると、そして昭太を本当に愛して可愛がってくれていた叔父夫婦の話を聞いていると、とても悲しくて悔しくて涙が止まりません、人前では泣かないようにしてますが。
そして飼い主、犯人の犬たちに対して、やり場のない怒りがどうしても湧き上がってきます。何をしても昭太は戻ってこないけど。どうしても気が収まらないけど。どうにかしてやりたい。どうにかして昭太の無念を晴らしたい。どうにかして叔父夫婦の気持ちを和らげてあげたい。そしてどうにかして無責任な飼い主を懲らしめて、こんな悲劇が二度と起こらないようにしたい。今はみんな気持ちの整理をするのに一生懸命だけど。

犯人(犬)の飼い主曰く、昭太を襲った猟犬は非常に獰猛で、普段は頑丈な檻に入れていたけどその日は息子が世話をした際に逃げ出し、そんな犬が逃げたのに通報もせず自分で探していたそうです。ウソか本当かは知りませんが。
生まれた時から3ヶ月くらい世話をして譲った手前あまりでしゃばったことはしたくないですが、飼い主と犯人は一度は会いたい。どんな顔をしているのか、見てみたい。もしかしたら飼い主を殴って、犯人を殴り殺してしまうかもしれないけど。でもそんなことをしても昭太は帰ってこない。その時の昭太を想像するだけで涙が止まりません。切なくて悔しくて。

こんなことで気が収まるわけではないが、相手の出方によっては慰謝料や裁判の話が出るでしょう。そういう実例も多々あるようです。大人なんだから社会的責任を負う必要が当然あるでしょう。

本当に昭太を心より可愛がってくれていた叔父夫婦そしてその家族には、本当に心からお礼を言いたい。まさかこんなに辛い別れになるなんて思ってもいなかった。この辛い出来事は私たち関係者に一生忘れられないものとなるでしょう。もしかしたら昭太は一緒にいた叔母を助ける為に犠牲になったのかもしれない。。。

昭太、短い命だったけど今までありがとう、と言いたい。
そして安らかに眠ってね。

元気だった頃の昭太

さようなら昭太



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